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『だからダイビングはやめられない』

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簡易標識

ご訪問ありがとうございます。
海河童です。

本日、解説をする登山用語は「簡易標識」となります。

わたしたちが歩く登山道には、道迷い防止のため、要所要所には、立派な道標が立っていたりします。
一方、もっと簡易に付けられた目印もあり、それが「簡易標識」と呼ばれるものです。

代表的なものとしては、木の幹や枝に付けられた赤い(オレンジや黄色)マーク(リボンやテープやペイント)があります。

こちらはわたしの大好きな尾瀬に付けられたペイントとテープの簡易標識です。

kanni01.jpg

「いやいや、こんなにわかりやすい木道に目印なんて要らないでしょう?」

はい、たしかに、尾瀬は木道が整備されていますので、この写真を撮った季節(9月)は、簡易標識などは不要です。
しかも、リボンやテープは視認性を高めるため、目線の高さ、だいたい地上から150センチくらいのところに付けるものですが、尾瀬のそれは2メートル以上の高さに付けられています。

新潟県と福島県、そして群馬県の県境に位置する尾瀬は、豪雪地帯なのです。
したがって、このリボンは雪で木道が隠れてしまったときのために付けられています。
そして、150センチでは雪に埋まってしまう可能性があることから、こんなに高い位置に付けられているのです。

また、この木の幹に付けられたマークは、一本巻きと二本巻きの2種類があります。
一本巻きのものは、「ここは登山道から外れていないのでだいじょうぶですよ」という印ですが、二本巻きのものは「この先は注意してくださいね」という意味があります。

具体的には、「この先の登山道は、今まで歩いて来た道の延長線上ではありませんよ」という意味です。
つまり「この先、曲がります」とか、「この先、急に登ります」あるいは「この先、急に下ります」といったような、大きな変化があることを示しています。

実際に、尾瀬で見かけた、この二本巻きのペイントの先では、登山道は左に大きく曲がっていました。

kanni02.jpg

そして、森林限界を超えて、リボンやテープを付ける木がないところでは、岩にペイントで書かれた矢印や○が簡易標識となります。

kanni04.jpg

進んではいけない方向には×と書かれています。

さらには、ペイントをする岩もないところでは、小石を積み上げて作られた「ケルン」が、「ここは登山道から外れていないのでだいじょうぶですよ」という簡易標識になります。

kanni05.jpg

ただし、一箇所に複数のケルンが建っている場所は、「この先の登山道は、今まで歩いて来た道の延長線上ではありませんよ」という意味なので、地図を広げて正しいルートを確認しましょう。

さらにさらに、森林限界を超えた夏山に残っている雪渓上には、マークを付ける木もなければ、ペイントをする岩もなく、ケルンを積み上げる小石もありません。
そういうところで、竹の先に赤い旗を付けた「旗棒」というものが使われます。

こちらは、7月の雷鳥坂に残っていた雪渓です。

kanni03.jpg

よくよく見ると、旗棒がルート上に並んでいます。

こういった簡易標識は、山小屋で働いている方々や登山ガイドの方などが、わたしたち登山者の安全のために、整備をしてくださっています。

また、近場の低山などに付けられている簡易標識は、ほぼ100パーセント、地元の山岳会や山歩きの同好会のみなさまが、ボランティアで整備をしてくださっています。

感謝の念を忘れずに、ありがたく、目印にさせてもらいましょう。
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[ 2023年09月25日 13:56 ] カテゴリ:さるでもわかる 登山用語 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

海河童

Author:海河童
    
   1995年からダイビングを始めて
      経験本数922本
 「さるでもできるダイビング」等の著者

海河童は、Amazonアソシエイト・プログラムに参加していますので、海河童の本は当ブログからクリックして購入していただけると、跳び上がって喜びます。

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