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『だからダイビングはやめられない』

海河童の電子書籍 『だからダイビングは』シリーズと、『さるでも』シリーズ の読者のためのブログです。ダイビングから山歩き、kindleでの電子出版について、毎週、記事を更新中!!!
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核心部

ご訪問ありがとうございます。
海河童です。

本日、解説をする登山用語は「核心部」となります。

「核心部」とは、通常の日本語では「物事の土台や中心にあるもっとも重要な部分」という意味ですが、登山用語として使われる場合は、「その山行のルート上で、もっとも危険で緊張を強いられる箇所」のことをあらわします。

今回は具体例として、わたしが立山連峰の劒岳に挑んだときの事例でご紹介しましょう。

剣山荘を出発してから1時間20分後の6時15分、前劒を乗り越えたわたしたち(わたしとわたしの山の相棒です)は、5番目の鎖場の直前にある「前劒の門」に到着をしました。

tsurugi27.jpg

目前のそそり立つ岩壁には、登山者が張り付くようにしてトラバースをしています。
万が一、足を滑らせてしまったら、100パーセント「さようなら」です。

足がすくんでしまうほどの難所を前に、気弱になってしまったわたしはこぐま君※に質問しました。
※わたしの山の相棒のニックネームです。以降、本書内でもこぐま君と呼びます。

「ねえねえ、こぐま君、この先のルートって、どうなっているんだっけ?」

「えーっと、たぶん、あそこに見えるのが平蔵の頭だから、あそこに向かって、左側にある稜線(りょうせん)を登って下りれば、その先がカニのタテバイだと思うけど……」

「ちょ、ちょ、ちょっと、左側の稜線って、岩だらけでギザギザじゃん! あんなところを登って下りるの?」

すると、ここまでの前劒の登りで、大汗をかいてゼイゼイいっていたこぐま君が、目の前にそびえる劒岳をにらみ付けながら、キリッとした口調で宣言しました。

「そうですよ、ここから先が核心部、いよいよ、本当の劒岳登山のはじまりです」

いかがでしょうか?
このこぐま君のセリフの中での「核心部」の使われ方で、この登山用語のイメージが明確になったのではないでしょうか。

実際、別山尾根ルートで劒岳に登る場合は、この5番目の鎖場から9番目の鎖場――50メートルの絶壁を直登するカニのタテバイ――までの間が、もっとも危険で緊張を強いられる箇所となります。

「50メートルの絶壁を直登!?」

はい、たしかに劒岳の場合は、一般の登山者が登る山の中では一番難しい山とされています。しかし、それでも「一般の登山者が……」という前提条件が付いています。
つまり、一般の登山者でも挑戦ができるように、キチンとルートの整備がなされています。

したがって、50メートルの絶壁とはいっても、足がかりもありますし、鎖も付いています。
「馬の背」の章でご紹介をしたジャンダルムとはレベルが違います。

一般の登山者が挑戦できるギリギリのレベルが劒岳なのです。


さてさて、ここからは宣伝です。

実は、こーんな感じで登山用語を解説した記事に、加筆修正を繰り返して『さるでもわかる 登山用語』という電子書籍を作ってみたのですが、

yama99用語

こちらの本の「元原稿」は、今回、お読みいただいた記事のように、当ブログにて公開をしております。

したがって、そういった本を有料で販売するのは心苦しく、泣く泣く、断腸の思いで、清水の舞台から飛び降りるつもりで(おいおい、しつこいぞ)、いつでも無料の「0円本」にいたしました。

ということで、50個の登山用語を解説している『さるでもわかる 登山用語』の無料ダウンロードはこちらからどうぞ。

とはいえ、「キンドル端末を持っていないから……」とお思いの方、Kindleアプリ(無料です)をダウンロードすれば、お手持ちのスマホやタブレット端末でお読みいただけます。

スマホやタブレット端末でのKindle本の読み方は、こちらのページで解説をしております。

スマホやタブレット端末を使ってKindle本を読む方法

また、海河童本舗の本はすべて「キンドル読み放題サービス」の対象本となっていますので、Kindle Unlimitedサービスをご利用なさっている方は、すべての本が「いつでも無料」でご覧いただけます。

最後に、お知り合いの方で山歩きを趣味になさっている方がいらっしゃっいましたら、「こんな本が無料でダウンロードできるよ」とご紹介をしていただけると、海河童、飛び跳ねて喜びます。

引き続き、海河童本舗の本をよろしくお願いいたします。
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[ 2023年09月21日 10:00 ] カテゴリ:さるでもわかる 登山用語 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

海河童

Author:海河童
    
   1995年からダイビングを始めて
      経験本数922本
 「さるでもできるダイビング」等の著者

海河童は、Amazonアソシエイト・プログラムに参加していますので、海河童の本は当ブログからクリックして購入していただけると、跳び上がって喜びます。

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