『だからダイビングはやめられない』

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ダイビング英語『キャンキャンは止めよう』


ご訪問ありがとうございます、海河童です。

今日のダイビング英語コーナーは、またまた脱線話ですが、
わたしが日本人の方の英語を聞いていて、気になることを書かせていただきます。

などと書きだすと、とっても偉そうに聞こえるかと思いますが、
わたし自身への自戒の意味も含めて書いておりますので、
ちょっとだけ、我慢してお付き合いいただけると幸いです。

わたしたち日本人は、世界でも有名な「英語が苦手な国民」です。
「R」と「L」の発音はごちゃごちゃになってしまいますし、
「th」や「v」の音は、「サ行」や「バ行」になってしまいます。

しかし、そんなことを気にする必要はまったくありません。
英語圏以外の外国人も、とんでもない発音で英語をしゃべっています。

たとえば、ダイビング先で知り合ったフランス人が、
「どうやって、リコンフィルメイシオンをしたらいいんだ?」
とわたしに訊いてきたことがありました。

「一体、このフランス人は何を言っているんだろう?」
と思ったのですが、よくよく話を聞くと、彼が言っていたのは、
「reconfirmation(リコンファメーション)=飛行機の便などの再確認」のことでした。

つまり、彼は、英語の発音ルールなどまったく無視して、
「reconfirmation」という英単語をフランス語読みしていたのです。

つたない発音は、英語を母国語としていいない以上、お互い様です。
お互いがお互いのつたない発音を聞き取る努力をすればいい問題です。

しかしながら、失礼な英語、あるいは、品がない英語は、
「日本人だから言い間違っている」と、好意的に受け取ってくれるとは限りません。

少なくとも、日本人として、あるいは、大人として、
失礼のない、上品な英語をしゃべりたいものです。

で、わたしが日本人の英語を聞いていて、一番、気になるのが「Can」の濫用です。

「Can」とは、そもそも、以下に続く動詞を行う「能力や許可」を意味します。

オバマ大統領の演説で有名なフレーズ「Yes, we can.」は、
「わたしたちには米国の将来を変える能力がある」という意味です。

しかしながら、この「Can」をわたしたちは間違って使いがちです。

たとえば、わたしたちは「あなたは英語を話せますか?」という意味で、
「Can you speak English?」という英語を使いがちですが、
実は、この英語は「あなたは英語を話す能力を持っていますか?」という意味になります。
能力を持っているかどうかを聞くなんて、失礼でしょう?

そういうときは、「Do you speak English?」を使うべきです。

逆に、「わたしは英語を話せません」という意味で、
「I can't speak English.」と言っている日本人も多く見かけますが、
これは、「わたしは英語を話す能力がありません」という意味で、
つまりは、「わたしは、どんなに努力しても英語を話すことができない馬鹿なのです」
と、うーんと卑屈に言っているようなものです。

そういうときは、「I don't speak English.」と言うべきです。

また、土産物屋などで、何かを値切ろうとしているときに、
店員さんに「Can you discount it?」と言っている人もいますが、
これも「あなたは値引きをする能力(=権限)を持っていますか?」となります。

アルバイトの店員さんであれば、間違った質問ではありませんが、
相手がその店の店主の場合は、かなり失礼な質問となります。

そういうときは「意志」を問う「Will」を使って、
「Will(Would)you discount it?」と言うべきです。
これなら、値引きをする意志があるかどうかの質問ですから、失礼にはあたりません。

かと言って、すべての局面で、
「Can」を使ってはいけない、ということではありません。

たとえば、エアコンの効いてないバスに乗っていて、
車内が蒸し暑いときに、意志を意味する「Will」を使って、
「Will I open the window?」と質問をすると、
「わたしは窓を開ける意志がありますか?」となり、

「いったいぜんたい、窓を開けたいのか、開けたくないのか?」
「しかも、あなたの意志を、なぜ、わたしに訊くのだ?」

と、意味不明の質問になってしまいます。

こういうときは、「Can I open the window?」と使っても構いません。
このときの「Can」は「能力」ではなく「許可」を求める意味になります。

しかし、この場合でも、初対面の人や目上の人には、
「Could I open the window?」と丁寧な表現の方が好ましいと思います。

それでは「Can」や「Will」を過去形にすると、
どうして丁寧な表現になるのでしょうか?

日本語では、語尾を「ですます調」に変えたり、
謙譲語や尊敬語を使ったりすることで、
相手との上下の距離感を伝えて丁寧さを表現します。

しかし、英語の動詞には「ですます調」のような語尾変化はありません。
また、謙譲語や尊敬語のボキャブラリーも日本語ほどはありません。

したがって、時制を使って、つまり、時間の差を使って、
距離感を伝えることで、丁寧さを表現するのです。

たとえば、魚図鑑で魚の写真を見せながら、

「Can you tell me the name of this fish?」

と聞くのは、「この魚の名前、教えてくれる?」ですが、

「Could you tell me the name of this fish?」

となると、「この魚の名前を教えてくれませんか?」となり、

「Will you go to sunset diving with us?」

は、「サンセットダイビングに一緒に行かない?」ですが、

「Would you go to sunset diving with us?」

となると、「サンセットダイビングに一緒に行きませんか?」となります。

しかし、ここで問題が発生します。
それは、日本語にしてしまうと、どちらも「~ませんか?」になってしまうことです。

この「Could」と「Would」の使い分け、
実は海河童もよくわかっていませんでした。

しかし、ある説明を聞いて「目からウロコが落ちた」状態になりました。
ということで、次回は「CouldとWouldの違い」をご説明をします。


以下、2015年7月追記
この「ダイビング英語」のコーナーを再編集して、
『さるでもわかるダイビング英単語』という本を出しました。
詳細は↓こちら^^




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[ 2015年04月06日 21:00 ] カテゴリ:さるでもわかるダイビング英単語 | TB(-) | CM(0)
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    ダイビングを始めて22年
      経験本数829本
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