『だからダイビングはやめられない』

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ダイビング英語『ハゼ編』


ご訪問ありがとうございます、海河童です。

さて、本日の「ダイビング英語」のお題は「ハゼ編」です。

まずは、ハゼの仲間の英語名は、「Goby」となります。
これは何かのたとえではなく、ハゼ単体の英語名です。
発音は、「ゴ」と「ビー」の間に小さな「ゥ」を入れる気持ちで、
「ゴゥビー」と呼ぶと、より通じやすくなります。

それでは、ハゼ=「Goby」だけを覚えればいいのかというと、
実は、ハゼの仲間の総称は、さらに大きく3つの言い方があります。

ひとつ目は、先ほどと同じ、単なる「Goby」です。
カニハゼとか、ガラスハゼ、ミジンベニハゼなどが、これにあたります。

ふたつ目は、エビと共生しているハゼの仲間です。
これは、「Prawn goby(プラゥーン・ゴゥビー)」もしくは、
「Shrimp goby(シュリンプ・ゴビー)」と言います。
こちらは、ネジリンボウ、ニチリンダテハゼ、ギンガハゼなどのことです。

Prawnとはクルマエビくらいの大きさのエビのことで、
Shrimpは甘エビや桜海老くらいの大きさの小エビの総称となります。

ハゼが共生しているエビは、ふつうはShrimpサイズのエビですが、
実際にハゼが共生しているエビの大きさとは関係なく、
「Prawn goby」とか「Shrimp goby」と使う上に、
同じハゼのことを「○○ prawn goby」と言ったり、「○○ shrimp goby」と言ったりもします。

つまり、どちらの名称を使うのかは、あまり厳密には決まっていないようです。
海河童的には、ハゼが共生しているエビのサイズからも、
発音の簡単さからも、「shrimp goby」を使うことをオススメします。

三つ目は、海底から数センチ、もしくは数十センチのところを浮遊しているハゼです。
このハゼの仲間は「Dartfish」と呼ばれます。
ハタタテハゼや、クロユリハゼ、アケボノハゼなどがこの仲間です。

「Dartfish」の名前の由来は、海河童の想像に過ぎませんが、ダーツゲームから来ているようです。
ダーツを投げるときは、ダーツを持った手の肘から上を前後に動かして、
ダーツボードの的を狙う素振りのような動きをしますよね。
そのときのダーツの動きと、このハゼの仲間が、体を前後に揺らすような動きって、
どこか、似ていると思いませんか?

ということで、ハゼの英語名は、

「Goby(ゴゥビー)」
「Shrimp goby(シュリンプ・ゴゥビー)」
「Dartfish(ダートフィッシュ)」

の3種類を覚えればOKです。

「えー、ちょっとちょっと、カニハゼ、ネジリンボウ、ハタタテハゼなどの英語名は?」

いやいや、それ知りたいですか?

別に出し惜しみをする訳ではありませんが、
それらの英語名は、一生懸命、覚えたとしても、あまり意味はありません。

というのも、平均的な日本人ダイバーであれば、
10種類程度のハゼの名前は、ほとんど常識と言っていもいい位に知っていますが、
わたしの18年間におよぶダイビング生活の中でも、
ハゼの個体を10種類も識別して、それぞれのハゼの名前を、
英語名で言い分ける外国人ダイバーに出会ったことは、数えるほどしかありません。

ほとんどの、外国人ダイバーは、
先ほどの3種類の呼び名プラスアルファ程度しか、ハゼの名前を知りません。

とはいえ、ガイドをしてくれるダイブ・マスターは、
外国人であっても、海の中のプロですから、多少はハゼの名前を知っています。
もちろん、中にはメチャクチャ詳しい「ハゼヲタク」もいます。

現地のダイブ・マスターにリクエストをするためには、
自分が見たいハゼの名前が言えないことにははじまりませんので、
以下に、有名なハゼをいくつか選んで、ご紹介をしたいと思います。

ただし、ハゼの英語名は、1種類に対して複数あることが多々あります。
ここでは、いくつかある呼び名の中で、一番、通用しそうな英語名でご紹介します。

まずは、「Goby」の仲間から3種類ご説明します。

カニハゼ=「Twinspot goby(ツィンスポット・ゴゥビー)」
これは、背びれに大きな2つの点があるので文字通りの呼び名です。

ガラスハゼ=「Whip coral goby(ウィップ・コーラォ・ゴゥビー)」
ピョンピョンと急に動くことが由来でしょうか、
「whip=急に動く」という動詞を付けて呼びます。

ミジンベニハゼ=「Yellow Pygmy goby(イエロー・ピグミー・ゴゥビー)」
これも、黄色くて小さいという特徴そのままの名前です。

次に、エビと共生している「Shrimp goby」からは、
有名どころのハゼ、7種について、ご説明します。

メタリックシュリンプゴビー=「Metallic shrimp goby(メタリック・シュリンプ・ゴゥビー)」
これは、わたしたちが使っている呼び名が英語名なので簡単です。

ヤマブキハゼ=「Spotted shrimp goby(スポッテッド・シュリンプ・ゴゥビー)」
これは、体にある黄色い点々から付けられた英語名です。

ギンガハゼ=「Yellow shrimp goby(イエロー・シュリンプ・ゴゥビー)」
これも見た目通りなのですが、色違いの個体の場合は、ちょっと混乱しそうです。

ネジリンボウ=「Black-ray shrimp goby(ブラックレイ・シュリンプ・ゴゥビー)」
これは、体の模様を「黒の破線」と説明した呼び名かと思いますが、
「Yellownose shrimp goby(イエローノーズ・シュリンプ・ゴゥビー)」と、
先端が黄色いので、それを「黄色い鼻」と見たてる呼び名もあります。

ヒレナガネジリンボウ=「Filament finned shrimp goby(フィラメント・フィンド・シュリンプ・ゴゥビー)」
「Filament=細い糸のような」ヒレがあるということで、覚えやすいかと思います。

ニチリンダテハゼ=「Gold-barred shrimp goby(ゴールドバード・シュリンプ・ゴゥビー)」
金色の筋があるという特徴で言い表していますが、
実は、単なるダテハゼも、同様の呼び方をしますので、これでは特定できません。

こういうときは、もうひとつの特徴を自分の言葉で付け加えて、
「Gold-barred shrimp goby which has a big fin with one black spot on it's back」
=「背中に黒い点のある大きなフィンを持っている金色の筋のある共生ハゼ」
と説明すると、ニチリンダテハゼを特定できるかと思います。

オドリハゼ=「Whitecap shrimp goby(ホワイトキャップ・シュリンプ・ゴゥビー)」
確かに、白い帽子をかぶっているように見えないことはありませんが、
これで通じないときは「Dancing shrimp goby(ダンシング・シュリンプ・ゴゥビー)」と、
体をクネクネ動かしながら、和名を直訳して言ってみると、あんがい通じるものです。

最後は「Dartfish」の仲間、3種類です。

まず、シコンハタタテハゼですが、
これは皆さまも「ヘルフリッチ」と呼ぶことがあると思いますが、
その名の通りで、「Helfrichi dartfish(ヘゥフリッチ・ダートフィッシュ)」と言います。
これは有名なハゼなので、多くの外国人ダイバーも知っていますし、
「Helfrichi(ヘゥフリッチ)」だけでも、通用するかと思います。

では、単なる「ハタタテハゼ」は、どう呼ぶのかと言うと、
「Fire goby(ファイア・ゴゥビー)」と言います。

「あれあれっ、Dartfishじゃないじゃん?」

そうなんですよ><

で、実は、アケボノハゼにいたっては、
「Elegant firefish(エレガント・ファイアフィッシュ)」と呼びます。

しかし、それは、そういう英語名を知っている外国人がそう呼ぶだけであって、
ハゼに詳しくない外国人は、ハタタテハゼも、アケボノハゼも、ぜ~んぶひっくるめて、
「Dartfish」って呼んでしまうのです。

そういう外国人ダイバー相手には、いくら正しい英語名で言っても通用しません。
そもそも、ハゼに興味がないから名前を知らないわけですから。

ただし、少なくとも、ハゼの仲間を表現する
「Goby」「Shrimp goby」「Dartfish」の3種類の呼び方くらいは知っていますので、
この3つの英単語に関しては、犬はdog、猫はcat、鳥はbird、魚はfish、と同様に、
何も考えることなく、口に出せるようになるまで覚えちゃいましょう。

正しい発音とアクセントの位置は、

http://ejje.weblio.jp/

上記のサイトでご確認ください。

最後に、繰り返しですが、今日ご紹介した個々の英語名は、
いろいろある英語名の中で、一番、通用しやすいものを選んでいます。

国や地域によっては、あるいは外国人ダイバーの国籍によっては、
まったく、違う言い方をする場合もありますので、その点はご容赦ください。


以下、2015年7月追記
この「ダイビング英語」のコーナーを再編集して、
『さるでもわかるダイビング英単語』という本を出しました。
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[ 2014年11月28日 21:00 ] カテゴリ:さるでもわかるダイビング英単語 | TB(-) | CM(0)
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Author:海河童
    
    ダイビングを始めて22年
      経験本数829本
 「さるでもできるダイビング」等の著者

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