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『だからダイビングはやめられない』

海河童の電子書籍 『だからダイビングは』シリーズと、『さるでも』シリーズ の読者のためのブログです。ダイビングから山歩き、kindleでの電子出版について、毎週、記事を更新中!!!
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『さるでも歩ける 遊歩大全』無料キャンペーン終了迫る!

ご訪問ありがとうございます、海河童です。

先日ご案内をさせていただいた『さるでも歩ける 遊歩大全』の無料キャンペーンですが、明日の16時までと終了が迫っております。



「いやいや、わたしは海専門だから……」
「おれだって山をやっているから、いまさらそんな本は……」

まあまあ、そうはいっても、どうせタダです。

海専門の方は、ちょっと山ものぞいてみるかといった軽ーい気持ちで、山もなされている方は「おいこら、間違ったこと書いていないだろうな?」といった上から目線で、ご高覧いただけると幸いです。

ということで、『さるでも歩けるれる 遊歩大全』のダウンロードはこちらからどうぞ!
今なら無料

※上記の画面では0円になっていないこともありますが、アマゾンのページで販売価格をご確認のうえダウンロードをしてください。

ただし、海河童本舗の本はすべて「キンドル読み放題サービス」の対象本となっていますので、Kindle Unlimitedサービスをご利用なさっている方は、今回のご案内の新刊本だけではなく、すべての本が「いつでも無料」でご覧いただけます。

この下のジンベイザメの写真をクリックして、書籍一覧ページの中から、ご興味のある本をお読みいただけると幸いです。

書籍一覧

さらに、「Kindle Unlimited(読み放題)サービス」は、無料で「30日間」お試しいただくことができますので、お試し期間中に海河童本舗の「すべての本を無料」でお読みいただくことも可能となっております。
「Kindle Unlimited(読み放題)サービス」無料体験のお申し込みはこちらからどうぞ。



最後に、お知り合いの方で山歩きを趣味になさっている方がいらっしゃっいましたら、「今なら、こんな本が無料でダウンロードできるよ」とご紹介をしていただけると、海河童、飛び跳ねて喜びます。

引き続き、海河童本舗の本をよろしくお願いいたします。
[ 2023年05月23日 18:55 ] カテゴリ:さるでも歩ける 遊歩大全 | TB(-) | CM(0)

海河童本舗から【新刊本&無料キャンペーン】のお知らせ

ご訪問ありがとうございます。
海河童です。

コロナ騒動でアジアの海に行けなかったここ数年、わたしはもっぱら山で遊んでおりました。

とはいえ、わたしは「日本百名山を制覇しました!」とか、「冬の北アルプスであっても、雪をかきわけてピークを目指します!」などと、堂々と胸を張って宣言できるような、本格的な登山愛好家ではありません。

そんな「なんちゃって山男」のわたしですが、友達や知り合いを「尾瀬歩き」に誘っていると、出発の前に、あれやこれやと質問攻めにあうことが多々あります。

靴はどうするの? 雨具はどうするの? といった質問はまだしも、えっ、こんなことも知らないの? と驚くようなことまで聞かれることがあります。

「おっ、これって、1冊の本にまとめておけばいいんじゃない?」

ということで、調子に乗った海河童、「さるでもできるダイビング」の山版を作っちゃいました。
タイトルはコリン・フレチャー氏の名著からパクって、じゃなくて、リスペクトをして「さるでも歩ける 遊歩大全」です!



そして、いつものように今回も、発売を記念して、無料キャンペーンを実施しております。

「いやいや、わたしは海専門だから……」
「おれだって山をやっているから、いまさらそんな本は……」

まあまあ、そうはいっても、どうせタダです。

海専門の方は、ちょっと山ものぞいてみるかといった軽ーい気持ちで、山もなされている方は「おいこら、間違ったこと書いていないだろうな?」といった上から目線で、ご高覧いただけると幸いです。

ということで、『さるでも歩けるれる 遊歩大全』のダウンロードはこちらからどうぞ!
今回の無料キャンペーンは2日間限定(5/24の16時まで)です、ダウンロードはお早めに!

今なら無料

※上記の画面では0円になっていないこともありますが、アマゾンのページで販売価格をご確認のうえダウンロードをしてください。

ただし、海河童本舗の本はすべて「キンドル読み放題サービス」の対象本となっていますので、Kindle Unlimitedサービスをご利用なさっている方は、今回ご紹介の新刊本だけではなく、すべての本が「いつでも無料」でご覧いただけます。

この下のジンベイザメの写真をクリックして、書籍一覧ページの中から、ご興味のある本をお読みいただけると幸いです。

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さらに「Kindle Unlimited(読み放題)サービス」は、無料で30日間お試しいただくことができます。
つまり、無料体験の期間中に海河童本舗の本を「すべて無料で」お読みいただくことも可能ということです。

「Kindle Unlimited(読み放題)サービス」無料体験のお申し込みはこちらからどうぞ。



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引き続き、海河童本舗の本をよろしくお願いいたします。
[ 2023年05月22日 16:00 ] カテゴリ:さるでも歩ける 遊歩大全 | TB(-) | CM(0)

軽さは正義?

ご訪問ありがとうございます、海河童です。

登山の世界では、道具選びの選択基準として、「軽さは正義」という考え方があります。

まあ、当たり前といえば当たり前です。すべての荷物を担いで山に登るわけですから、どんな道具であれ、軽ければ軽いほど良いに決まっています。
したがって、登山専門店に並んでいる商品には、すべて、グラム単位で重さが表示されています。

同じ役目を果たす道具であれば、たとえ1グラムであったとしても、軽いものこそが正義だという考えはわかります。ただし、それを選択基準の一番に据えることについては、わたしは懐疑的な意見を持っています。

たとえば、登山用バックパックの中には、UL(ウルトラ・ライト)と呼ばれる、超軽量タイプの商品群があります。
このタイプの商品群は、ザックリいうと、同じ容量のバックパックの半分以下の軽さとなります。つまり、同じ役目(同じ容量が入る)を果たす道具でありながら、重さが半分ということです。

しかし、このタイプの登山用バックパックには、当然のことながら、軽くするために「薄い素材」が使われています。
つまり、耐久性という機能を犠牲にしていますので、木の枝にひっかかったり、転倒して岩にこすれたりした場合、破れやすいという欠点があります。

つまり、単純に「軽い」という理由だけで選ぶ前に、そういったことも理解をしておく必要があるということです。

あっ、もちろん、UL(ウルトラ・ライト)と呼ばれる商品群にも、そういった欠点を理解したうえでお買い求めになる人たちもいらっしゃいます。ある意味、山を登るミニマリストのような方々です。したがって、そういった商品群を全否定するものではありませんよ、念のため。

そもそも、登山用品は「ふつうのもの」であっても、各メーカーが知恵を絞って、可能な限りの軽量化を図っています。
したがって、少しでも、軽いもの、軽いものと、血眼(ちまなこ)になって山道具を選んでも、一泊二日の登山に必要となる装備一式で、1kg程度の軽量化が関の山ではないでしょうか。

しかしながら、もっとカンタンに、かつ、劇的に「軽さは正義」を実現する方法があります。

はい、みなさまも、そろそろお察しだと思いますが、一番、カンタンに軽量化する方法は、わたしたち自身が身にまとっている「脂肪」を減らすことです。

「いやいや、わたしは、標準体重をキープしている理想的な体形だから……」

はいはい、それはそれは、結構なことでございます。あー、うらやましい。

しかし、本章をお読みの多くの方は、加齢とともに、少―しは、余分な脂肪が付いていらっしゃるのではないでしょうか。
少なくとも、1kgや2kg程度の減量の余地であれば、どなたでもおありだと思います。

たとえば、わたしの体重は、現在、75kgです。
身長173cmのわたしの場合、標準体重は「1.73×1.73×22」なので、65.8kgとなります。
内臓脂肪もたっぷりと蓄えた還暦を過ぎたおっさんが、標準体重に近づこうというのは、ぜいたくな望みです。それでも、目標体重を70kgと設定して、それを達成すれば、なんと、5kgもの軽量化につながります。

ちなみに、わたしの山の相棒は、体重が0.1トン(つまり100kg)を超えているうえに、北海道の出身だということもあり、わたしの友人たちの間では「こぐま君」と呼ばれています。
こぐま君であれば、20kgもの軽量化だって夢ではありません。

今現在は、登りになると、「足が攣ったー」とか「もう歩けないよー」などと、泣き言が多いこぐま君ですが、もし、20kgもの減量を実現したとしたら……、スイスイとわたしを置き去りにして、「河童さん、なんだか最近、歩くのが遅くなっていません?」などと、ニヤニヤしながらのたまうことでしょう。

グラム単位の軽量化のために、高いお金――ふつうは、軽い道具ほど高価です――を費やすよりは、ご自身が身にまとっている「脂肪」を減らす方が、効率的だと思いませんか。

減量という軽量化には、お金はかかりません。
さらには、健康にもつながる「一挙両得」の軽量化といえましょう。

ちなみに、山道具の専門店で売られているものの中で、「軽さは正義」をもっとも実感できる商品は、登山用の「折りたたみ傘」となります。

「あれれっ、そもそも、レインウェアがあれば、傘なんて要らないんじゃないの?」

いえいえ、登山中であっても、風もなくて小雨程度のときは、傘を使うことも多々あります。
なによりも、下山後、バスや電車などの公共交通機関を利用するときに、雨で濡れたレインウェアのままでは、まわりの人たちに迷惑をかけてしまいます。

ということで、山道具の専門店に行った際は、そこで売られている登山用の「折りたたみ傘」を手に取ってみてください。ふつうのものに比べれば、その軽さは、まさに驚異的です。
あまりの軽さから、わたしはふだん使いの折りたたみ傘も、山用のものを使っているくらいです。

[ 2023年04月27日 10:15 ] カテゴリ:さるでも歩ける 遊歩大全 | TB(-) | CM(0)

山のマナー

ご訪問ありがとうございます、海河童です。

さて、本章では「山のマナー」についてご説明をいたします。

「おいおい、ルールの次はマナーかよ、まったく、口うるさいおっさんだな!」

いやいや、スミマセンねぇー。還暦を過ぎたおっさんには、しつこくてガンコなことくらいしか取り柄はありませんので。そして、そんなおっさんの本を手に取ってしまった訳ですから、口うるさいことをいわれるのは宿命です。これもなにかの巡り合わせだと思って、諦めることにしてください。

とはいえ、実は、交通ルール以上に大切なマナーもあります。そして、これを本書の最後の章といたしますので、もう少しだけ、お付き合いいただけると幸いです。

山のマナーその一は、初対面の相手であっても、すれ違うときには、「あいさつをする」ということです。

わたしが鼻たれ小僧だった昭和の40年代は、通学の途中で出会った大人たちには、たとえその人がまったく知らない人であったとしても、「こんにちはー」と元気良くあいさつをするよう、学校の先生から指導を受けていました。
今から考えると不思議な習慣ですが、防犯上の理由がメインだったようです。
そして、山のマナーとなっている、登山中のあいさつにも、同じような理由が含まれています。

たとえば、あなたが遭難をしてしまったとき、あいさつを交わした登山者からの「それらしき人と〇時ごろに〇〇ですれ違いました」といった情報が、捜索の有力なヒントになる可能性があります。
まあ、これは「万が一」の場合ですが、あいさつをすることには、もっと日常的なメリットもあります。

それは、あいさつをきっかけにして、「情報収集」をすることができるからです。
たとえば、これから歩く登山道の情報を「一番詳しく」知っているのは、まさに、反対側から歩いて来た登山者です。しかも、彼らが持っている情報は、数時間前、あるいは、数分前の「最新情報」です。

そして、それは「逆も真なり」です。
あなたが歩いて来た登山道の情報(危険個所、水場の状況、休憩場所、眺望など)を提供しつつ、相手からも情報をいただくという、「Win-Win」の関係作りのきっかけにしましょう。

そうはいっても、知らない人へのあいさつは、なかなか、照れくさいものではあります。
しかし、前述の二つの理由からも、山では大事なマナーとなります。わたしと同年代のみなさまは、ぜひとも童心に帰って、元気よく大きな声であいさつをするようにしましょう。

ただし、たとえば水芭蕉の季節の尾瀬は、たくさんの登山者でにぎわいます。こちらの写真のように、木道が渋滞をするほど混み合います。

人がたくさん尾瀬01 - コピー

こんなときに、いちいち、すれ違う人。ひとりひとりに対して、「こんにちはー、こんにちはー、こんにちはー」とあいさつを繰り返していたら、喉がガラガラになってしまいます。
そんなときは「ちわー」と、省略形のあいさつでもかまいません。

さらには、ちょっと遊んでみて「団扇(うちわー)」とか、「竹輪(ちくわー)」などと、あいさつをしてみるのも一興です。
実際に、わたしも尾瀬で試してみましたが、あんがい、誰にも不審に思われることもなく、「こんにちはー」というあいさつが返ってきました。

あっ、話が道をそれますが、同じく尾瀬を歩いていたとき、韓国からの団体さんに「こんにちは」ではなく、「アンニョンハセヨ!」と元気良くあいさつをされたことがありました。
中学校から高校という多感な青春時代を大阪で過ごしたわたしには、ボケることや突っ込むことは、体に染みついているといっても過言ではない習性です。ただし、このときはとっさのことで、ふつうに「こんにちはー」と返してしまいました。

今度、韓国の方から「アンニョンハセヨ!」とあいさつをされたら、さらっと「ボンジュール」とでも返事をして、「ゲゲッ、あの東洋人、実は、フランス人だったのか!」と驚かせてやろうと、密かに企んでおります。

さらに話がそれますが、尾瀬ヶ原の木道を歩いていると、山小屋へ荷物を運んでいる「歩荷さん」とすれ違うことが多々ありますが、彼らは「1キロ当たり〇〇円」という料金体系で荷物を運んでおります。
したがって、なかには100キロを超える荷物を背負っている猛者もいらっしゃいます。

歩荷02 - コピー

そんな歩荷さんたちには、彼らがあいさつを返さなくてもいいように、「こちらからはあいさつをしない」ということは、「山のマナー」を上回る「山の思いやり」だと思います。

あらあら、話が道をどんどんとそれて、またもや道迷いをしそうになってしまいました。
そろそろ、本道に戻ることにいたしましょう。

ということで、次なる山のマナーは「登山届を提出する」です。

山の中では、携帯の電波は、基本、通じないものだと思ってください。つまり、万が一、遭難をしてしまった場合、自分で救助を呼ぶことができないことが多々あります。
そんなとき、事前に提出をした「登山届」は、捜索するエリアを特定する、貴重な情報源となります。

また、登山届は、家族や友人・知人と「共有」しておくことも大切です。
あなたが遭難したことに誰かが気付いて、捜索依頼をしない限りは、警察が登山届の情報を元に救助活動にあたることはありません。

登山届の提出は、今までは登山口のポストに投函するという方法が一般的でしたが、最近は「コンパス」というサイトで、オンラインで提出をするという便利な方法もあります。
「コンパス」のサイトは、こちらのURLからどうぞ。

さらには、万が一、遭難をしてしまって、救助を要請した場合、状況によってはヘリコプターを飛ばしてもらったり、多額の遭難救助費用がかかることがあります。年間契約の山岳保険に入るほど、登山の頻度が高くない方には、わたしも利用している日数単位の掛け捨てプランなどもあります。
山の心構えは「備えよ常に」です。ぜひとも、山岳保険にも入っておきましょう。

そして、山のマナーその三は、「ゴミはすべて持ち帰り」です。

まあ、これはある意味「常識」なので、クドクドと書くつもりはありません。ただし、1点だけご注意ください。
それは、カップヌードルの残り汁を筆頭に、多くの人が捨ててしまっている、いわゆる食料の「残飯」です。

プラスチックなどのゴミと違って、これらは自然に還ると思われがちですが、それは大間違いです。
実は、残飯に含まれる油分・塩分などは、山の環境に悪影響を及ぼします。

また、残飯を食べてしまった野生動物が味を占めて、それがあった場所、すなわち、登山道の近くに出没するようになってしまいます。
あなたが捨てた残飯が、他の登山者と野生動物の「危険な遭遇」を招いてしまうかもしれません。

したがって、山で食べるカップヌードルが格別なことは認めますが、残った汁は一滴たりとも、ぜったいに捨ててはいけません。
汁が残らないように、ぜーんぶ、飲み干すか、それが体に悪いと思うのであれば、ペットボトルかジップロックに入れて、家まで持ち帰るようにしてください。
最近では、こういった残り汁を固めることができるパウダー――高吸水性樹脂――を使う方もいらっしゃるようです、ご参考までに。

そして、最後の山のマナーは、「単独登山はしない」です。

わたしは35歳のときにダイバーのCカード(ライセンスのようなものです)を取得して、それ以来、海の世界に夢中になっているおっさんですが、ダイビングが趣味ですという話をすると、たびたび、投げかけられる質問があります。

「えー、ダイビングって怖くないですか? 今までに、命の危険を感じたことってありませんか?」

たしかに、ダイバーではない方からすると、ダイビングとは危険なレジャーだと思われるのかもしれません。そして、事実、わたしも一度だけですが、「これはヤバいぞ」と、死ぬことを覚悟したこともありました。

しかし、海と山、どちらも趣味としているわたしからすると、登山はダイビング以上にヤバい、ある意味、命がけのレジャースポーツといえましょう。
事実、警察庁の発表によると、毎年3,000人前後の方が遭難をしていて、その内、300人前後の方が命を落とされています。つまり、遭難をした場合の死亡率は、なんと10%です。

一方、ダイビングの方は、事故は即、命の危険につながりますが、毎年、3,000人ものダイバーが……という話は聞いたことがありません。もちろん、そもそも母数となる愛好家の人口が違い過ぎるので、単純に比較はできませんが、300人どころか、日本人ダイバーが年間に10名も亡くなったという年は、わたしの記憶にはありません。

したがって、登山における年間300人前後という死亡者数は、非常に高い数値といえましょう。
そして、同じく警察庁の遭難統計によると、単独登山で遭難をした場合、複数人数時の遭難に比べると、命を落としてしまう確率が2倍以上になっているとのことです。

いいですか、つまり、死にたくなかったら、かならず、「誰かと一緒に」登山をするようにしてください。
えっ、一緒に登山に行ってくれるような人が誰もいない、ですって!?

そういうときは、あなたの家族、あるいは、友人・知人を「一緒に、山登りをはじめようよ!」と誘いこんでください。
そして、まずはその方には、本書「さるでも歩ける遊歩大全」をおすすめください。←おーい、そういうオチかよ!
[ 2023年04月19日 18:47 ] カテゴリ:さるでも歩ける 遊歩大全 | TB(-) | CM(0)

山の交通ルール

ご訪問ありがとうございます、海河童です。

さてさて、本記事では、実際に山を歩く前に、最低限、知っておいていただきたい「山の交通ルール」についてご説明をいたします。

「えー、山歩きにも交通ルールがあるの?」

はい、もちろんあります。
それは、登山者であれば、誰でも知っている三つの交通ルールです。
・右側通行
・登り優先
・警音器吹聴義務

それでは一つ目のルールから解説しましょう。
登山道であっても、歩行者は「右側通行」がルールです。

「いやいや、自動車が走っていない登山道で、右も左もないでしょう?」

そんな反論が聞こえてきそうですが、たとえば、わたしの大好きな尾瀬の写真をご覧ください。

誰もいない木道 - コピー

このような、ひと一人しか歩けない幅の木道の場合、手前から歩く人が左側を、向こうから歩いてくる人が右側を歩いていたら、鉢合わせになってしまいます。

まあ、この写真のように木道の向こうから歩いてくる人が、だーれもいないときは、左側を歩こうが、二人で左右に並んで歩こうが、まったく問題はありません。

しかし、水芭蕉の季節の尾瀬ではどうでしょう?

混雑 - コピー

ねっ、こんなときは、右側通行を守らないと、みんなに迷惑がかかってしまいますよね。

わかりやすい例として木道の写真でご説明をしましたが、ふつうの登山道でも、基本は、右側通行がルールです。
登山道を歩いていて、反対側から人が来たら、右側に寄って歩く習慣を身に付けましょう。

ただし登山道は、お互いに右側通行をしているだけで、すれ違いができるほど広い道ばかりではありません。
ひと一人が通れるだけの幅しかない登山道、そういった道の方が大多数です。
それでは、そんなせまい道ですれ違うには、どうしたらいいでしょう?

一車線しかない道で車を運転していて、反対方向から車が来たら……、みなさまはどうされますか?
自分と向こうから来る車の間で、少しでも広そうなところに一時停止をして、相手の車に徐行ですれ違ってもらう、あるいは、相手の車が一時停止をしたら、ゆっくりと横をすり抜ける、ですよね?

登山でも、同じことを行う必要があります。
ただし、どちらが一時停止をするのかは、車の場合は、ドライバーの性格で決まる――つまり、強気な人は停まらない――ことが多いかと思いますが、山では性格に頼らずに決めることになっています。

それが「登り優先」というルールです。
つまり、せまい山道で反対側から人が来たら、下っている人の方が一時停止をして、登っている人を優先するということです。

登っている登山者が優先される理由は二つです。まずは、登りの方が体力的にキツいので、ペースを崩さなくてもいいように優先すべきということ。次に、下にいる人の方が落石を受ける危険が大きいので、上にいる人の方が立ち止まるべきだということです。

「でも、登山道は平坦な道もありますよね?」

はい、たしかにそうですね。
ただし「登り優先」の「登り」とは、その地点の「道の傾斜」だけで判断をするのではありません。
もっと大局的に見て、山へ登っているのか、あるいは、山から降りてきているのか、そういう観点で判断をしてください。

しかし、もちろん、例外もあります。
たとえば「すれ違いに適した退避場所」が、自分と相手の間の道中に一か所しか見当たらない状況で、相手よりも自分の方がその退避場所に近い場合は、たとえ、あなたが登っていたとしても、あなたがその退避場所で道を譲った方が安全です。

「登り優先」は、あくまでも、原則です。
まわりの状況に応じて、「安全優先」に切り替えましょう。

また、あまりにも長く登りの列が続いたときには、今度は下りの人を先に通してあげるなど、譲り合いの気持ちも大切です。お互いに声をかけ合って、気持ちよく道を譲るようにしましょう。

そして、退避場所で道を譲る際にも、決まりがあります。

退避場所が山の斜面にある場合は、待つ人は、かならず、山側に立つようにしてください。
なぜなら、すれ違う人が、足を滑らせてしまうかもしれません。そんなときに、谷側に立っていたら、「巻き添え」を食らってしまいます。

「えっ、それって、足を滑らせた人は、勝手に落ちやがれってこと?」

いえいえ、そんな意地悪な気持ちで、そうすべきといっている訳ではありません。
巻き添えにならずにいたら、足を滑らせた人が滑落をしてしまったとしても、あなたがその方を助けたり、あるいは、救助を呼ぶことができます。一方、巻き添えになってしまったら、共倒れです。
あなたにとっても、すれ違う人にとっても、どちらがいいかは、明白ですよね。

さらには、すれ違う人にあなたのバックパックが当たったりしないように、谷側(すれ違う人の方向)を向いて――つまり、バックパックを山側に向けて――、待つようにしましょう。

あっ、さきほどからわたしが使っている「山側」とか「谷側」って、おわかりですか?
これは大切なことなので、写真を使ってご説明しますね。

山側01 - コピー

上記の写真で、山の斜面を右上に伸びている登山道が見えるかと思います。この写真の左上が山側で、右下が谷側です。
退避する時に「山側」に立つ意味、自分のバックパックを「山側」に向ける意味、おわかりいただけましたか?

そして、もう一つ、一番大事なことがあります。
それは、かならず、「ゆっくりどうぞー」と、声がけをしてあげてください。
道を譲ってもらった方は、待たせてしまって申し訳ないとばかりに、どうしても、急いでしまう傾向があります。そして、それが原因で、足を滑らせてしまうことが多々あるのです。

「わたしもちょうど休みたかったところなんで、お気になさらないで、ゆっくり、ゆっくり、どうぞ」

このくらいていねいに声がけをしていただけると、余裕を持ってすれ違うことができます。

また、「登り優先」のルールとは話が少しズレますが、すれ違うときだけではなく、追い抜くときも声がけをしてください。

追い抜かれたことがある方はわかると思いますが、何の前触れもなく、うしろから黙って横をすり抜けられると、ひっくり返ってもおかしくないほど驚きます。ときには、熊かなにかが出没したかと勘違いをして、「ヒッ!」と悲鳴が出ることもあります。

さらには、追い抜いた人が、追い抜かれた人の悲鳴に驚いて悲鳴をあげるという、喜劇のような「ダブル悲鳴」を聞いたこともあります。

お互いの安全のためにも、「すいませーん、抜かせていただきまーす」と声がけをして、追い抜くようにしましょう。
そして、追い抜かれる方の心と体の準備が整うように、追い抜く直前ではなく、少なくとも、5メートルはうしろから、声をかけるようにしてください。

またもや、話が脱線をしてしまいましたが、三つ目の交通ルール「警音器吹聴義務」とは、追い抜きのときの声がけ以上に、かならず、していただきたい、いや、「しなければならない」声がけのルールです。

それは、石を落としたら「ラーク!」と大声で叫ぶ、というルールです。

たとえどんなに小さな石でも、蹴って落としてしまったら、下に人がいるかどうかわからなくても、とにかく大声で、「ラーク!」と叫びましょう。
※「ラーク」は「落石(ラクセキ)!」の略です。

とはいえ、この「ラーク」というコトバは、あまり、緊張感が感じられない語感でもあり、また、とっさに出てくる単語でもありません。

したがって、ゴルフをなさっている方であれば、隣のコースにボールを打ち込んでしまったときの叫び声を使って、「ファー!」でも結構です。それ以外の方は、思うがままに「石、石、石」とか、「あぶなーい!」とか、「ゴメンナサーイ!」でも、何でも構いません。

とにかく石を落としたら、すぐさま、大声を出して、下にいる(かもしれない)人に危険を知らせることが大切です。

以上、「右側通行」、「登り優先 or 安全優先」、そして「石を落としたら、ラークと叫ぶ」という、最低限、知っておくべき山の交通ルールを三つ、ご紹介いたしました。

もちろん、これらのルールは、道路交通法などという法律によって定められているものではありません。したがって、当然、罰則規定などはありません。
ただし、多くの登山者が守っている、みんなの安全のためのルールです。ルールを守って、楽しく、安全に、山を歩くようにしましょう。

あっ、ちなみに、「石を落としたら、ラークと叫ぶ」って、どこか「世界の中心で、愛を叫ぶ」に似ていると思いません? ということは、後者が「セカチュー」なので、前者は「イシオトー」と覚えればいいということです。

しかしながら、ここまで書いておいてなんですが、冷静に考えると「イシオトー」と覚えても、なーんの役にも立ちませんので、このお話はご放念ください。
[ 2023年04月15日 11:38 ] カテゴリ:さるでも歩ける 遊歩大全 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

海河童

Author:海河童
    
   1995年からダイビングを始めて
      経験本数922本
 「さるでもできるダイビング」等の著者

海河童は、Amazonアソシエイト・プログラムに参加していますので、海河童の本は当ブログからクリックして購入していただけると、跳び上がって喜びます。

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